素人が集めた証拠のほとんどは、裁判では慰謝料請求をする為の決定的証拠としてほとんど認められません。

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不倫証拠が裁判で認められるには

独自に浮気調査をして決定的証拠を集めたのに、裁判では証拠が認められずに慰謝料請求ができなかった。

 

こうした事例は非常に多いです。
実際にはその多くが弁護士に相談した時点で勝てる見込みがなく裁判自体を諦めてしまうケースが多くなっています。

 

素人が独自に集めた証拠はどこまで裁判で認められるか?

 

その答えには非常に厳しい現実が待っています。
浮気や不倫調査で慰謝料を取れる方の多くが高いお金を払ってまで探偵を利用しているのは、シビアな裁判所の判断が背景にあります。

 

 

裁判で勝つには、ラブホで40分以上の滞在証拠が必要

結論から話をすると、裁判で浮気・不倫を理由に慰謝料を請求するには、不貞行為が認められなければいけません。

不貞行為とは配偶者以外の異性と肉体関係を持つ事です。

 

そして、裁判所として証拠として認められる基準が非常に高く、ボーダーラインにされているのがラブホで40分以上の滞在している証拠が必要になります。

 

ラブホイメージ画像

40分という数字については、過去の判例をベースに弁護士や探偵の方が基準にしている数字です。
厳密に言えば、まさに行為をしている現場を証拠に残す事が最も有効ですが、そこまでしてしまうと浮気や不倫は認められても、盗撮容疑などで相手から訴えられてしまうリスクも出てきます。

 

実際に行為をしている現場は確認していないけど、裁判所から間違いなく不貞行為をしているだろうと認められる基準がラブホテルでの40分の滞在になります。

 

 

要件を満たした報告書の提出が必要

裁判所の証拠として、ラブホへの出入りの写真を認められるには、入室時間、退室時間、その前後の経緯などをまとめた報告書が必要です。

 

仮に素人が要件を満たす現場写真を捉えたとしても、報告書が完璧に書かれていないと証拠として認められないケースもあります。

 

素人が独自に集めた証拠が裁判に認められるか?という問いに対しては、この条件を満たしていなければ原則全て認められません。

 

よく素人が自力で集めた証拠集の事例を紹介していきます。

 

  • ラブホに不倫相手と入っていく姿を写真に残した

    本人や相手を追いつめるには決定的な証拠になりますが、実際に裁判になるとラブホに入ったけど、セックスせずに、すぐに出て行った。と言われてしまえば裁判では不貞行為と認められません。

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  • 街中で手を繋いで歩いている所や、キスをしている写真

    恋人のような接し方や、コミュニケーション、キスは決定的証拠に見えるかもしれませんが、裁判所的には不貞行為として認めてもらえないのが現状です。

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  • 浮気相手の自宅に入っていった

    1人暮らしをしているなど、他に誰もいない住宅に出入りしている写真を抑えたとしても、裁判で食事やお茶を飲んでいただけ。と言われてしまえば認められません。40分以上滞在の条件を満たしても、ほとんどのケースが不貞行為としての証拠が成立しないのが現状です。

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  • 携帯、スマホ、PCメールで不倫を決定づける内容のメッセージのやり取りをしていた。そのデータを保管した。

    残念ながら、携帯、スマホを含め文章の証拠は不貞行為の証拠として認められません。

 

 

裁判になると、被害者も開き直る

街中でキスしている写真や、ラブホに入る姿の写真などの証拠を抑えて、当事者である相手に叩きつけたとします。大抵の人はその場で浮気や不倫を認めるでしょう。

 

しかし、慰謝料などお金が絡んだ話で裁判に発展すると、加害者となる当事者の相手も弁護士を付けます。そしてその弁護士の指示によって、裁判で立証される決定的証拠が提出されなければ、不利になる発言はせずに、一転して浮気、不倫はしていない。不貞行為までは達していない。などと開き直って嘘を突かれてしまいます。

 

過去の夫婦の会話で認めたか否かは裁判では重要ではなく、最終的に不貞行為を認められる証拠があるのかで判決は決まってしまいます。

 

このように、素人が自ら浮気の証拠を集めた場合、相手に認めさせる事はできても、裁判で認めてもらう事はできません。
慰謝料を請求したい。相手の浮気や不倫を離婚理由として認めてもらいたいケースでは、探偵に依頼する事がオススメです。

 

探偵が行う調査方法